ババ・マルタ (3月お婆さん? 直訳)

 毎年3月1日は、ババ・マルタと呼ばれる行事がある日です。この日、人々は赤と白のマルティニッツァという飾り物を身に付け、その年の健康を祈ります。赤は血を、白は純潔さを表しているそうです。 胸元にブローチのように付けるタイプ、帽子や襟元に付けるバッチのようなタイプ、ブレスレット・タイプなどなど、様々なマルティニッツァが売られています。

 自分で買って(作って)付けても構わないし、知人・友人に付けてあげても構わないようです。ぼくはその日、夕方までに、5つもマルティニッツァを付けられました。

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朝、出勤直後.同僚に2つ付けられた

 

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ババ・マルタの1週間くらい前。 中心街のある道端にて
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ババ・マルタ前日(左写真と同じ場所)。マルティニッツァ売りも、それを求める人々もたくさん。すごくにぎわっている。

 

クイズ (世界不思議発見の草野さんか、ウルルン滞在記の徳光さん気取りです)

 マルティニッツァは、3月1日に身に付けてから“ある時”までずーっと外さずに生活します。この“ある時”とは、「春の到来を告げるあるモノを見た時」だそうです。 それを見たら、マルティニッツァを外し、木の枝に結び付けるか、石の下に隠すとのこと。
 さて、その“あるモノ”ってなーんだ??

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デン・ナ・ジェナタ (女性の日) 

 3月8日は、女性の日。男性は普段お世話になっている女性へ、感謝の気持ちを込めてお花やちょっとした贈り物(チョコレートなど)を手渡します。女性は、この日、仕事を簡単にするだけで構わないらしく、いつもより長めにカフェを飲んだり、お喋りを楽しみます。
 ぼくの職場は、男女とも全員3時頃に仕事を切り上げ、街にくり出したり、家に帰ったりしてました。 ブルガリア全体的に行事に対して理解が深いのか、ぼくの職場のシェフ(ボス)だけがそうなのか、、、、わからないけど、仕事が早く終わるのは良いことだ。

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ぼくもこの習慣を見習って、日本にバラの写真を贈った

 

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女性の日のひとコマ。花を求める人たち

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[2001.3.11 作成]
[2001.3.16 間違い訂正]
[2001.11.21 クイズの答えリンク追加]

 

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